沙高楼綺譚

沙高樓綺譚 (徳間文庫)

沙高樓綺譚 (徳間文庫)

章ごとに語り部が変わり、
それぞれの物語が語られるというもの。
もう読んだのがだいぶ前なので、
読み返してみないとなんともいえないけど、
「薔薇盗人」になんとなく作り方が似ている気がした。
両方とも短編集だからということか?

一番最後の章を読んで、
自分が求める浅田次郎はやっぱりこれ系なんだよなぁと思った。
フランス料理ばかりではなんとなくおなかいっぱいにならず、
最後にいつもの丼飯がでてきたって感じ。
爪楊枝でシーシーいいながら、
満腹になってお店を出ることができました。

はまぞうの画像が出ないのは、発行日前だからなのか。
一度日記を登録して、リンクをたどってみようとしたら、
自分がどうやら初めてらしい。
どうでもいいけど、なんだか緊張する。